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あと少しだけ


型を一通りやり、部分稽古へ


毎回、手の動きに惑わされて余計に動かしている


実際はそんなに動かしてないと説明するが、

これは自己イメージでは正しいと思っている



客観的に見ると合っていないことに気づいていないことに原因はある


右手を右斜め45度、左手も左斜め45度に出すところ


生徒達はみんな出来ていると思ってる


そこで1人の生徒にやらせて手を広げた所で止める


他の生徒に聞く


『今、これは90度?(左右に広げて)』


すると開き過ぎだと答える


やらせた生徒は90度のつもりだった


そこに自分のイメージと実際の形が違う事を説明


それぞれお互いにチェックして、

開き過ぎだった事を認識した


そしてキチンとした形は

立ち姿が綺麗になる話をする


綺麗な形 = 安定感


だったりする


不安定な形は美しく無い!!!


他人の姿を見て、どう思うか?


姿勢が悪いと美しくも格好良くも見えない

(顔のことじゃ無いです!)


どの場面、どの姿勢でも極まってないとダメ


立禅の姿勢だって、全然違いますから


爪先は正面に揃えて向けて

足は並行にします。


この爪先を開いて並行じゃない形はだらしない姿


実際にやらせてお互いに違いを確認させました


爪先開くと物凄くだらしなく見えた事に皆笑って


『あんな風に見えるんだ』と理解した様子


これで、これからは意識高くなるでしょう!


期待してますよー


ということで、内容の濃ーーーい回だったと思う


まぁ、自分を知ると言ったところかなー




少し開始時間が過ぎましたが体操を始めます


で、ふと思い出した体操の話をしました


それはいつもの体操のもう一つ上のやつ


ストレッチですが、

身体操作の感覚を作るものにもなっている


まぁ、やれという話ではなく、

こういう動きの体操もある事を知ってもらう為


一度、そういう話や体験が後々に繋がる事もある


ヘェーとかホォーとか思う程度でもいい。


何かを感じるキッカケでいい


そんな話を交えて一通り体操をこなす


そして後半ー


歩法練習前に行なっている

足振り(青梅支部独自のもの)をする


振る足の意識の仕方


今までやって見せていても、

中々同じ様に出来なかった


その出来ない理由は足の意識でした


『振る』という行為に意識がいき過ぎ、

振る足への意識が無かった


実はこの『足』を振るための

足の意識の仕方が大事な事に気付きました


なので、足の意識をさせる事にしたら、安定してきた!




指導(教える)者として

『なぜ出来ない?』

と思う事はある


それは生徒だけの問題ではなく

教える側の教え方なのだろう


言ってみればキャッチボールだ


キャッチできないのは受取り側だけの問題?


キャッチできないボールを

投げているのでは無いのか?


キチンと受け止められる所に

ボールを投げないといけないと

思って指導はしています


ただ、受け取る側も努力が必要


ど真ん中のストライクボールを

優しく投げているのに

受け止めてもらえないと

どうしようもないのでー


直ぐ出来る人は

このキャッチングが上手かったり、

動きを見て感覚的に使い方を知る


上手く出来ない人は

感覚的なものが感じれなかったり

別の所に意識(身体の感覚)がいっていたり、

身体操作にズレがあったりするのだと思う


体験したことの無いものだったり、

すっかり忘れてしまった感覚が

余計な所に意識向けさせていたのかも


だから足への意識を高くし、

『振る』という行為を次にさせた


すると安定感がでて、出来る様になった


これで『足を振る』という体操の身体操作ができた

(身体操作の意識はないだろうが)


これが当たり前になると、

身体操作とは何か理解してゆくだろう


こんなに色々書いているけど、

こんなに深い事だとは感じてないてしょうねー(笑)


逆に指導していた者からすると単純なことの様で

意外と深い内容だったのだと気付きましたがー


そして、もう少し話があるので、その③に続く


月曜日は新町市民センター教室


車で向かう中、枯葉吹雪


センターに着き、支度。


窓を換気のために開ける


すると冷たい風がー!


今日は風があり、

時折冷たい風が吹き込んできます


そんな朝から始まりました



この新町市民センター教室は、

元々はシダックスの教室でした。


シダックスの閉店により、

青梅市新町市民センター教室として続ける形で、今に至る


そして来年の4月になると10年になります。


まぁ、最初の一年は誰も生徒はいなかったので、


実質はまだ9年ですがー


で、体操を始める前の雑談で

長く来ているYさんが、


最初の頃は

『この辺が(お尻の辺り)が痛かった』と………


でも、教室に来られてから気がつくと

痛みは無くなってたとのこと



そうなのー?!


もっと早く言ってよーーーー

(某CM的な感じ)


長いこと来てるのに初めて聞く話


以前にある人は

酷い肩凝りが楽になったとか

話してくれてたけどー


元々、整体効果がある体操


それは、

拳法館四代目宗家の高橋館長自身が

自身の身体の調整方法から

作られた体操です。


今の形になるまで少しずつ追加して

長い年月を経て作られました


毎回、体操の指導をしつつも

新しい発見やもしかしたらこうなのか?とか

考える事をしています


そしてこの体操はここが大事なんだと感じながらやってます。


だから正しく行う事を意識する様に指導もしています


自分で正しくやっているつもりでも


全く違っていたり、ズレていたりします。


この体操はキチンと出来る人に教えて


繋がないといけないとにかく思っています。


なので若い人達に教える機会を作らないと!



始まる前に効果を実感していた事を知りました


で、体操から始めますー!


今回はネタが多いので、その②へー


ずーーーっと水曜日は傘要らずの

天気でしたが、さすがの今日は雨です。


とうとう12月になり、

あっという間に年末を迎えるのかなぁ〜


段々と寒くなってくんだろうな


開始時間が遅れましたが

体操をスムーズに進めて、

後半はいつも通り


歩法練習して、

一通り型をやって、部分稽古


前回の復習をしてから、

今日の型をします


で、やっぱり手の動きというか、

使い方というか、動きの所で細かい話に…


太極拳の型の中で、

動物に見立てた手の形がある


今回は『鶴』


5本の指でつまみ上げる形で

手首を曲げ、鶴の頭の様にする


その手の形で話が膨らむ


5本の指を平に揃えて、

手首を曲げると、蛇の頭(蛇拳)で使い方が違う話を………


太極拳(簡化二十四式)は

基本的には鶴の型で構成され、

鳥の羽ばたきの様に優雅に動かします


でも一部に蛇拳が時々顔を出してます


何気ない手の形にも意味があるんです


そしてしっかり使えると

その奥深い意味も理解できる


指導をする立場ですが、

教えてる中で色々と発見する事も多い


ただ教わり、こなすだけでは理解できない事に気付く


教える事も稽古になってます


で、気づいたことはメモしてます。


ただ漫然とやる(練習)するのではなく、

色々試したり、考えたりする事も

良い稽古です